近頃、家の中にいる時間が増えたり、テレワークが長期化したりする中、
肩こりに悩まされる方も多いのではないでしょうか?
「そもそも、肩こりって何で起きるの?」
先日、お客様との雑談の中で出た素朴な疑問。
『なんでだろう??』
そこで今回は、知ってるようで知らない“肩こりのメカニズム”について詳しく調べてみました
目次
①肩こりのメカニズム
②人間の頭の重みは、体重のOO%!?
そもそも“肩こり”って何? そのメカニズム
私たちの体の中には、皮膚や筋肉、臓器、骨、血管などを包みこんでつなぐ繊維状の「ファシア」という組織が張り巡らされています。
ファシアには、組織間にゆとりを創る大切な役割があるそうです。
(ミカンの皮と実の間にある白い筋を想像していただくとわかりやすいかもしれません。)
例えば、ひじを曲げるとき、皮膚や筋肉、神経がぴったりくっついてしまっていると、それらが引っ張られて痛みが発生します。
ところが、ファシアがあることで組織間にゆとりができるため、私たちはひじをスムーズに動かすことができるわけです。
そんな大切な役割をするファシアですが、運動不足や長時間同じ姿勢が続くと、周囲の骨や筋肉と癒着したり、むくみを引き起こしたりして、
まるで古くなったミカンの筋のように固まってしまうのです。
その結果、体を動かしづらくなり、姿勢の崩れや肩こり、首こりといった様々な不調を招くことになります。
“肩こりの改善”とは、固まってしまった肩甲骨周りの筋肉とファシアをほぐして、「ゆとり」の働きを取り戻すこと。
肩甲骨を動かす役割をしている、菱形筋(りょうけいきん)と肩甲挙筋(けんこうきょきん)に働きかける動作をすることなのです。
頭の重みを支えている肩甲骨
肩こりの一番の原因は、首にかかり続けた負荷の蓄積によるものです。
人間の頭の重みは、なんと、体の10%で、体重50kgの人なら5kgの重みがあります。
首には日頃から相当な負荷がかかっているわけです。
さらに、頭を30度ほど前かがみにするだけで、首に加わる重さはその3倍に。
デスクワークなどで長時間頭を傾けていれば、首の筋肉はみるみる緊張して硬くなり、血行不良や痛み、こりなどの不調を招きます。
そしてこの首を支え、土台となっているのが肩甲骨です。
首の周りの硬くなった筋肉をほぐしてあげることで、血流を良くし、不調を改善することができます。
ストレスも肩こりの大きな原因の一つでしょう。
ストレスを感じると筋肉やファシアが緊張状態になり、血流が悪くなる。
自律神経にも影響が及んで、ひどくなると抑うつ状態になったり、意欲がなくなったりする恐れがあります。
緊張状態になった筋肉をやわらげるだけで、首に通っている自律神経に働きかけ、頭をスッキリさせる効果につながります。
私たちは日常生活は、肩こりが蓄積される動作がたくさんあります。
ですから、肩こりや首こりに悩んでいる方は、意識的にストレッチやマッサ-ジをして、ガチガチに固まった肩甲骨周りをゆるめてあげることが大切です。
まとめ
いかがでしたか??
調べるほど、肩甲骨をほぐす大切さをしみじみ感じました。。。
首への負荷が蓄積する前に、しっかりと筋肉をほぐす習慣を身につけましょう!
次回、肩こりを解消する方法について調べてみます。
※参考文献「本当は怖い肩こり」(祥伝社新書)
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